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2025/10/15
【注意】インドネシアの銀行口座維持に気を付けること
弊社のサポートサービスを利用して銀行口座を開設された方、特にKITASなしで開設された方はご注意ください。長期利用がないと口座は一時的に凍結されます。
口座が凍結される主な理由
- 長期間取引がない（一般的に 3～6か月以上）
→ 「Dormant（休眠口座）」扱いになります。 - 本人確認書類（KTP、パスポートなど）の有効期限切れ
- 銀行からの確認連絡に応答がない
- 法令・マネーロンダリング対策（AML）に基づく一時ブロック
- 残高がゼロで放置
- ATMカードの期限切れ
🔓 凍結解除のために必要な手続き
① 銀行支店に直接行く
必ず本人が直接、口座を開設した支店（または本支店）へ行く必要があります。
（代理人では不可）
② 必要書類を持参
銀行によって少し違いますが、一般的に以下が必要です：
- パスポート（外国人の場合）
- KITAS / KITAP（滞在許可証）
- NPWP（インドネシアの納税者番号）（持っていれば）
- ATMカード / Buku Tabungan（通帳）
- 住所証明（最近の電気代・水道代など）（求められることがあります）
③ 窓口での依頼内容
窓口で以下のように伝えます：
Saya ingin mengaktifkan kembali rekening saya yang diblokir/dormant.
（ブロック／休眠状態になっている口座を再開したいです。）
銀行員がシステムで確認し、本人確認書類と署名を照合します。
必要に応じて、口座維持料の支払いや最低残高の入金を求められます。
④ その場で解除される場合と、数日かかる場合
- 一部の銀行（例：BCA, BNI, Mandiri）ではその場で再開可能。
- 他行（特に地方銀行やBPRなど）は1〜3営業日かかることがあります。
⑤ オンラインバンキングやATMも再有効化
口座が再開された後、
- Internet Banking / Mobile Banking
-
ATM PIN
が再設定（reset）になることがあります。
窓口でリセット依頼をしましょう。
🏦 銀行ごとの例
| 銀行名 | 手続き方法の特徴 |
|---|---|
| BCA | 最寄りの支店で再有効化可。パスポート＋通帳必須。 |
| BNI | 支店で「Reaktivasi Rekening Dormant」フォームに記入。入金 Rp100,000〜必要。 |
| Mandiri | 直接支店で確認、本人確認後すぐ再開可能。 |
| BRI | 長期間放置だと新しい口座開設を求められることあり。 |
💡ポイント
- インドネシアでは休眠状態が2年以上続くと、「自動閉鎖（close）」扱いになることがあります。
- その場合は再開ではなく新規開設が必要です。
- 外国人はパスポートとKITAS/KITAPの有効期限が重要なので、期限切れだと再開不可になります。
✅ 【KITASが必要なケース】
- 一般的な**普通預金口座（tabungan）**を開設・再開する場合
-
口座が「Dormant（休眠）」や「Blokir（凍結）」状態になった場合
→ 銀行は再確認のため、有効な滞在証明を再提出させます。
そのため、KITASがないと解除手続きが止まる可能性があります。
銀行員は「Sesuai peraturan BI（中央銀行の規定に従って）」として要求することが多いです。
規則が良く変わります。KITASを持っていない方の凍結解除はなかなか難しくなりそうです。一時的にでも凍結されないように定期的に資金を入れたり、引き出したりと口座のお金を動かすようにしましょう。