【ロングステイ】ビザのこと
ここではバリ島でロングステイ、海外移住、プチ移住を考えられている方々のためにビザの話をしようと思います。※就労や留学、結婚ではない滞在です。
プチ移住、数週間のロングステイはVOAを利用しよう。(現在は×)
ビザとは入国許可、滞在許可のことですが、コロナ以前は、インドネシアでは日本のパスポートをもっている人に対しては観光目的など30日以内の滞在であればビザなしで入国することができました。また空港でビザを取得するVOA(Visa On Arrival)を使えば、35ドル支払ってビザを取得すれば、30日の滞在許可がおり、その許可がきれる前に手続きをすればさらに30日(有料)、計60日滞在できていました。
なので、60日程度の滞在期間で日本といったりきたりしたい方、もしくはインドネシアを拠点にして他国をまわりたいという方は、このビザなし渡航もしくはVOAでインドネシアに入国するのが一番楽で、適したビザと思われます。
もっと長く滞在したい方はシングルビザ
B211Aというカテゴリーのビザで最大180日間滞在できます。厳しい条件もありません。最初に30日間/60日間の滞在許可がでるので、切れる前に延長手続き(有料)をすれば30日づつ滞在期間を延ばすことができます。延長は4回まで。就業はできません。※現時点では最初は60日の許可が下りる場合がほとんどです。
■スポンサーが必要。※現時点ではスポンサーは法人のみ。通常時、またはインドネシア国内で申請の場合はスポンサーは個人でも可能。
■保険に加入していること(申請時には国民健康保険証も可)
■残高証明(インドネシアで就業せずに生活できる程度の残高が必要)を提出できること
このビザはVOA同様、有効期限がのこっていても、一旦インドネシアを出国したら無効になるので、次にインドネシアに入国の際はまた取得しないといけません。現時点(2021年11月)では、スポンサーは法人のみなので、スポンサーになってくれる会社の心当たりがない場合はエージェントにスポンサーを依頼する形で取得が可能です。
とにかくずーーっといたい人
55歳以下の場合は、上記のシングルビザを延々と取得し続けるしか方法はありません。
55歳以上になると、リタイアメントビザの取得権利ができます。リタイアメントライフを海外で、しかもまだ比較的物価の安いアジアの国で暮らすことは魅力的。実際たくさんの日本人がバリ島でリタイアメントライフを過ごしています。
リタイアメントビザ(C319)は入国後イミグレーションでさらに滞在許可、再入国許可を取得しKITAS保持者となります。KITASとはVOAやシングルビザのような訪問ビザではなく、滞在ビザのことです。なので、同じくKITASには、就労ビザや留学ビザ、家族ビザも含まれます。
リタイアメントビザ取得にはいくつか条件があります。
■年齢が満55歳以上の方
■月額US$1,500以上の年金受給者、又は現地にて生活支払い能力がある方(年金証書あるいは銀行預金の残高証明書で証明)
■健康保険・生命保険に加入されている方(海外保険でも可)
■インドネシアにて就労しないこと
■健康であること
■現地にて損害保険USD$55に加入すること
■滞在中に使用人を雇用すること
■インドネシア政府より認可を受けたエージェントが身元引受保証人になること
ほかのビザと違うのはこのビザはエージェントを使わないと取得できないビザなのです。また上記条件を満たすことが難しい場合もご相談いただければ解決の道があるかもしれません。
こちらは、1年間有効でその間の出入国も自由。但し、期限が切れる2か月前にはインドネシアにて延長手続きをはじめる必要があります。その間はパスポートをあずけるため出国できません。1年後の延長もインドネシア国内で延長できるため、インドネシア国外に出国する必要はありません。
リタイアメントビザとシングルビザどっちがいいの?
シングルビザは延長4回してしまうと、新規ビザをインドネシア国外で取得する必要があり、一番近い外国のシンガポールで取得し再入国する人が多いです。※コロナ禍の今はインドネシア国内で新規ビザを発給しているので、国外にでずして取得可能。今後コロナ終息時に元に戻るかどうかは不明。
なので、通年でいられるリタイアメントビザのほうが、毎月の有効期限などを気にすることもないので、落ち着いて生活できるほか、準インドネシア人扱いになるため、車やバイクを自分の名義で購入できたり、銀行口座をひらけたりも可能です。
気になる費用のこと
下記は弊社もしくは他のエージェントを利用した場合のだいたいの費用になります。依頼する会社によって金額も違います。あくまでだいたいの費用という理解でお願いします。
ビザの種類 | VOA | シングルビザ | リタイアメントビザ |
最長滞在可能期間 | 60日 | 180日 | 1年間 |
費用 | $35 | 45,000円 | 120,000円 |
延長時の費用/回 | Rp1,000,000 | Rp950,000 | Rp9,500,000 |
最長滞在した場合の費用 | 約12,000円 | 約76,000円 | 120,000円 |
本格的に移住!となったら断然リタイアメントビザを取得するほうが費用をおさえることができます。まずはお試し程度の気持ちであればVOA(現在はまだない)もしくはシングルビザがおすすめです。
コロナ禍でなかなか動きにくい時代ではありますが、いまからリタイアメント後の計画をたてる参考にしてみてください。
住まいについてや、生活についても随時アップしていく予定です。
インドネシアで免許はSIM
インドネシアはジュネーブ条約に加盟していないため、日本の免許及び国際免許も通用しないことになっています。実際バリ島では国際免許を見せてOKだったという話も聞くことがありますが、インドネシアでバイクや車に乗る場合はインドネシア発行の免許証を持っていると安心です。
インドネシアで日本人が取得できるのは、SIM Aの車用と SIM BはSIM Cがバイク用。別々の免許証を取得することになります。免許は5年間有効になります。
基本KITAP/KITAS保持者以外は免許は取得できないことになっております。(それ以外のVISAをお持ちの方はご相談ください。)弊社では免許取得のサポートをいたします。
●取得の流れ
- 必要なデータを送っていただきます。(お名前、住所、お母さんとお父さんのお名前、誕生日、結婚か未婚か、宗教、血液型)
- 当日指定の警察署まで来ていただきます。
- 写真と指紋をとり、同日、免許証発行。
●費用
免許証1枚につき Rp2,000,000
※警察署までの送迎必要な方は別途ご相談ください。
運転は自己責任でお願いします!
一度でもインドネシアにいらした方はよくおわかりかと思いますが、日本とはまったく違うバイクの量であったり、運転の仕方だったり、驚くことがいっぱいです。とにかく、まわりを車やバイクを運転しているこの人たちは、なにをするかわからない!という気持ちで運転するよう、心がけましょう。あとは、お酒を飲んでの運転や、ヘルメットなしの運転もたまにみかけますが、インドネシアでも違反です。気を付けてください。
物価も安く温暖な気候の東南アジアの国々は、退職後のリタイアメントライフを海外でと考える人には人気。インドネシアもそのひとつ。特にバリ島は単なるビーチリゾートとしてだけではなく、文化色も豊かで、日本人にとっても居心地のいい土地です。実際バリ島には夢のリタイアメント生活を送っているシニアの方がたくさんいらっしゃいます。
弊社はバリ島に拠点があり、バリ島リタイアメントライフを応援しておりますが、今回は、インドネシアでリタイアメントライフを送るためのまず第一歩。リタイアメントビザの取得についてご説明します。
リタイアメントビザ取得の必要条件は
- 満55歳以上
- パスポートの残存有効期間が、申請時に18ヶ月以上あること
- US$1,500/月以上の支払い能力があること(年金証書・銀行預金の残高証明書などを提出)
- US$35,000以上の居住施設の購入または、US$500/月以上の賃貸
- 現地にてUSD$55以上の損害保険に加入すること
- 現地にてインドネシア人を雇用すること
- 健康保険・生命保険に加入していること
- インドネシアにて就労しないこと
- 健康であること
- インドネシア政府より認可を受けたエージェントが身元引受保証人になるこ
申請手続きに必要なもの
- パスポート原本
- パスポートコピー (申請者データが記載されているページ)
- 証明写真 (カラー、3x4cm、背景赤色)1枚
- 申請書 (大使館の窓口にて入手可)
- 英文履歴書
- 現地身元保証人(エージェント)からの招へい状(レターヘッドがある用紙を使用し、社印を押印)
- 往復航空券のコピー/Eチケットのお客様控(復路はオープンでも可)
- 査証発給許可書(テレックス)
- 毎月US$1,500の支払い能力を証明する年金証書あるいは銀行預金の残高証明書
- US$35,000以上の居住施設の購入証明書・またはUS$500/月以上の賃貸契約書
- 健康保険・生命保険・損害保険加入の証明書
- インドネシア人1名以上を雇用する旨の証明書と被雇用者のKTPのコピー
- 現在はPCR検査の陰性証明書(英文・QRコード付き)とワクチン接種証明書も必要です。
リタイアメントビザで滞在できる期間
リタイアメントビザを取得すると1年間滞在できます。また、1年毎に5回までの延長が出来ます。
延長は管轄する入国管理局で申請出来ますが、追加で書類の提出を求められる場合があります。また、情勢によっては延長が出来ないという場合もあり得ますので、ご注意いただけたらと思います。
継続して5年間インドネシアに居住している場合、KITAPの申請が可能になります。KITAPは日本語では永住権と訳されることがありますが、実際には5年間の効力で、その都度延長の手続きが必要です。
リタイアメントビザの手続き費用
初年度 14,000,000ルピア+US$150
含まれるもの:
- 初回eVISA
- KITAS(滞在許可)
- スポンサー料
- 再入国許可
- STM (警察への届け出)必要に応じて
延長10,000,000ルピア
まずはご相談ください。
上記の必要書類や条件などハードルが高いとお感じになった方もいるかもしれません。上記は公式に必要な書類となっておりますが、この書類がそろわない場合、代替案をご提案することもできます。まずはご相談ください。
イミグレーションかの発表で今年初めからストップしていた新規ビザ申請が可能になりました。特にお問合せの多い訪問ビザ(B211A)についても申請が可能になりました。訪問ビザは下記の活動を行う目的の外国人に付与されます。
- 非常事態や緊急な作業の実行
- 商談
- 商品購入
- 外国人労働者のテストのため
- 医療及び食料支援要員
- インドネシアの領域内で別の輸送手段にのるため
必要書類についてはまだ確認中でありまして、追ってお知らせいたします。
また現状としましては、申請が可能になったという発表はあるものの、実際の申請手続き(オンライン)がうまく稼働していない状況にあります。このシステムの変更をまって申請がはじめて受理されるので、もう少し時間がかかりそうです。
引き続き新しい情報をこちらにアップしていきます。
15日にバリ州からの発表で飛行機でバリ島入島の際には48時間以内の陰性証明が必要となり大慌てされた方もいらしたことと思いますが、新たに次のように変更になりました。
7日以内のPCR検査陰性証明書必要。
急な変更が多く戸惑うことばかりですが、現時点では12月19日から年明け1月4日まで飛行機でバリ島に入る場合は、検査から24時間x7以内のPCR検査の陰性証明書が必要になります。
ジャカルタでPCR検査を受けるためには?
以下はガルーダ航空利用の場合の情報です。現在ガルーダ航空ではジャカルタでPCR検査とホテルをセットにしたプランを用意しています。航空券予約時にガルーダに直接このセットを予約します。すでにチケットを購入済みの方もガルーダにお問い合わせください。
情報収集を心がけましょう!
インドネシアあるあるなのですが、今度のように、急に条例、規則が変更になる場合がありますので、航空会社のサイトや大使館のサイトなど情報収集を心がけておきましょう。または弊社にお問い合わせください。